3つのデジ田採択プロジェクト

一昨日、デジ田交付金に関する採択プロジェクトが発表されました。

私もアーキテクトの1人として参画している前橋プロジェクトは、Type3として採択されました。また、前橋との連携事業として群馬プロジェクトも、Type2として採択されました。群馬プロジェクトは、これまで前橋で推進してきたMaaS事業をさらに拡大発展させ、同時に前橋で構築するまえばしID(仮称)及びデータ連携基盤(都市OS)を使うことで、一人ひとりに最適化したMaaSの実現を目指しています。

さらに、デジタル&ファイナンス活用による未来型政策協議会の発起人仲間(前橋市、江別市、長崎県大村市の3市長が呼び掛け人)である北海道江別市もType2として採択されました。江別プロジェクトは、前橋で構築するまえばしID(仮称)及びデータ連携基盤(都市OS)を使うことで、生涯健康プラットフォームを構築・提供します。

今回の申請では、前橋市、群馬県、江別市の3つの地方自治体が、まえばしIDを使う前提の申請を出していたので、結果的には全てのプロジェクトが採択されたことになります。

時間軸で考えると、前橋プロジェクトはType3なので、10月には一部サービスが始まります。サービスが始まるということは、まえばしIDとデータ連携基盤は機能し始めていることを意味します。これを使うことで、Type2である群馬県と江別市は、来年3月までにサービスを開始すべく、取り組んでいくことになります。

3つの地方自治体がまえばしIDとデータ連携基盤を使うことの意義は、これにより、標準化、共通化、統一化が進むことです。そうすることで、より多くの地方自治体によるまえばしIDとデータ連携基盤の導入が円滑に行くようになります。

これら3つの採択プロジェクトに共通しているのは、デジタル技術により個別最適化したサービスを提供することにあります。これを可能にしているのがまえばしIDです。

3つのデジ田採択プロジェクトの進展にご期待ください。

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